介護保険の申請から認定調査、要介護認定についてご説明しました。
介護保険サービスと言っても、その種類はたくさんあります。
退院前(利用前)にケアマネジャーもしくは、地域包括支援センターの方との面談を重ねます。ご本人の状態やご家族の状況。自宅の環境等について、現在の課題を把握するためにアセスメントという作業が行われます。
そのアセスメントによって課題を抽出します。「何ができるようになると良いのか」「どんなことが解決すると安心して自宅での生活を送れるのか」そのような観点でケアマネジャーは現状を把握してくれます。
デイサービスを利用したいので、お願いします!というご家族からの相談があっても実際には「なにで困っているのか」「なぜデイサービスを利用したいのか」とケアマネジャーは把握しなければなりません。なので、このアセスメントという作業が重要になってきます。
その結果、利用する方とご家族にとっての課題をクリアするためには「どんな介護サービス等を利用することが双方にとって良いのか」というプロセスを経て「ケアプラン」というものをケアマネジャーが作成します。
「自宅のお風呂には入れないから」という理由があったとします。この課題を解決するために想定される介護保険サービスもたくさんあります。
ですので、どんな介護サービスを利用したら良いのかは、ケアマネジャーと相談することが重要です。しっかりと現状を見ていただき、そしてお話しをしていただきたいと思います。
次回は、先ほどの「お風呂に入れないから」をどう解決していくか?について投稿をしたいと思います。