「毎日の記録に追われて、利用者さんとの時間が取れない」——そんな声、あなたの事業所でも聴いたことはありませんか?
2026年春、介護現場の記録業務をAIが変え始めています。今日は、今月特に注目したいデジタル活用の3つの動きをご紹介します。
「ながらかいご」 ── 話すだけで介護記録が完成する音声AIが全国展開へ
「記録のために話す」のではなく、「ケアしながら話すことそのものが記録になる」。そんな発想で開発された音声AI介護記録サービス「ながらかいご」が、スタートアップフェス2026で最優秀賞を受賞し、6,200万円の資金調達を完了して全国展開を加速しています。
スタッフがスマートフォンを持ちながら利用者さんと会話するだけで、AIがリアルタイムで内容を記録・整理し、SOAP形式の法定書類を自動生成します。不自然な「記録のための会話」ではなく、自然なケアの中で記録が完成する点が大きな特徴です。
導入施設での実証效果は、年間10,000時間以上の記録業務削減、人件費換算で約1,000万円/年のコスト削減。「スタッフが画面に向かっている時間を、利用者さんとの時間に」という発想は、介護現場の本質に遙った区別化ポイントになります。
🔗 詳細はこちら: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000165374.html
大手介護ソフト・ワイズマンが音声記録AIを「標準機能」として正式搭載
介護ソフトウェア大手のワイズマンが、2026年3月に音声入力×生成AIによる介護記録自動生成機能を正式リリースしました。
最大のポイントは「既存のワイズマンユーザーであれば、新しいシステムの追加導入なしにすぐに使い始める」という点です。投資コストなしで即日音声AI記録を体験できる现場が増えています。
これは業界全体にとって大きな変化を意味します。「一部の先進的な事業所だけが取り組む技術」だった音声AI記録が、大手ソフトウェアの標準機能として搭載されることで、「業界全体の当たり前」に変わりつつあります。
現在使用中の介護ソフトの対応状況を、この機会にベンダーへ確認してみることをお勧めします。
🔗 詳細はこちら: https://www.wiseman.co.jp/news/welfare/voicerecordingai/
令和8年度 介護テクノロジー導入支援事業 ── 最大75%補助、都道府県別の申請受付が動き始めた
介護ロボットやICT機器を最大補助獵3/4(75%)で導入できる「介護テクノロジー導入支援事業」の都道府県別公募状況が、2026年4月時点で更新されています。
対象となる機器・システムには、AIシフト管理・音声記録AI・見守りシステム・機能訓練支援AIなどが含まれています。複数の機器をセットで導入する「パッケージ導入」で補助額が加算される仕組みもあります。
重要なのは、申請期限を逃すと次年度(2027年度)まで待たなければならないという点です。既に受付を開始した自治体もあるため、お住まいの都道府県の受付状況を今月中に確認することが最優先です。
🔗 都道府県別実施状況: https://www.care-news.jp/useful/uSDgF
まとめ
2026年は「介護AIが一部先進施設の話」から「業界全体の標準」に変わるターニングポイントの年です。
記録業務の自動化は、スタッフが利用者さんと向き合う時間を増やすために欠かせないステップです。まずは自分の事業所の記録業務にかかっている時間を測定してみることが最初の一歩です。補助金を活用すれば導入コストを大幅に押さえることができますので、早めに情報収集を始めることをお勧めします。
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