2026/06/03

【2026年最新】令和8年度介護ICT補助金でAI見守りシステムを導入——介護事業所の経営者・管理者が押さえるべき3つのポイント

「ICT補助金の公募が始まっているのに、まだ申請できていない」——そんな事態を防ぐために、今すぐ確認しておきたい情報があります。令和8年度(2026年度)の介護テクノロジー導入支援事業では、見守り機器への重点支援が大幅に拡充されました。現場の夜間業務を変えるAI見守りシステムの最新動向とあわせて、経営者・管理者として押さえておくべきポイントを3つお伝えします。

令和8年度「介護テクノロジー導入支援事業」——補助率最大4/5、見守り機器が重点対象に

令和8年度(2026年度)の介護テクノロジー導入支援事業では、公費補助率が最大4/5に引き上げられました。中でも「見守り機器」「インカム」「介護記録ソフト」の3つは業務時間削減効果が実証済みの機器として重点的に支援されます。

特に注目されるのが「パッケージ型導入」の補助上限の拡充です。見守りセンサー+インカム+介護記録ソフトをまとめて申請すると、単体導入よりも補助上限が大幅に上がり、400万〜1,000万円規模の補助も視野に入ります。

各都道府県で順次公募が始まっており、一部の自治体では年度途中に追加公募を行うケースもあります。まず自事業所の所在する都道府県の公募状況を確認することが、第一歩です。

押さえておきたいポイント

AI見守りシステムの最前線——骨格認識で転倒を事前に検知する時代へ

夜間の転倒事故は、どの施設にとっても防ぎきれない悩みです。従来の定時巡回では「ちょうど目を離したとき」の事故は防ぎにくく、スタッフの精神的な負荷にもなっていました。

グローリーが開発した転倒検知システム「mirAI-EYE(ミライアイ)」は、AIが骨格認識技術を活用して24時間リアルタイムに動作を解析し、転倒につながる動きを事前に検知します。赤外光で撮影するため暗闇でも機能し、映像ではなく骨格データとして処理されるためプライバシーへの配慮もされています。一部の特別養護老人ホームでは、このような見守りシステムの導入により夜間の定時巡回回数が大幅に削減されながら、転倒・ヒヤリハット件数も減少したという報告があります。

押さえておきたいポイント

見守り機器×インカム×記録ソフト——「組み合わせ申請」が補助金最大化のカギ

令和8年度の補助金で最大の変化のひとつが「パッケージ型申請」の補助上限拡充です。見守りセンサー単体で申請するより、インカム・介護記録ソフトを同時に申請することで、補助額が大きく変わります。

実際の活用例として、「見守りセンサーで夜間の離床を検知 → インカムでスタッフに即時通知 → 介護記録ソフトに自動連携」という一連の業務フローを設計したうえで申請することで、採択されやすくなるだけでなく、導入後の業務効率化も実感しやすくなります。

申請には「職員研修の実施」「業務時間削減目標の設定」などが要件となる場合もあります。補助要件を逆算した導入計画を立てることが、スムーズな申請への近道です。

押さえておきたいポイント

まとめ

令和8年度の介護テクノロジー補助金は、見守り機器を組み合わせて申請することで、これまでにない規模の支援が受けられる可能性があります。AI見守りシステムは夜間の現場を変える力を持っており、「転倒事故を防ぐ」「スタッフの夜間業務の精神的負担を下げる」という二つの効果が期待できます。補助金の公募期間は各自治体によって異なりますので、まず自事業所のある都道府県の実施状況を確認することから始めてみてください。


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