介護サービスを提供する株式会社はなひろ（本社：郡山市安積町、代表取締役：塙 啓之）が、郡山市民協働政策提案制度採択事業として2018年に運営開始した市内の介護情報ポータルサイト「福ひろばin郡山」（URL：http://www.fukuhiroba.com）をこのたびリニューアルし、郡山市内の障害福祉情報掲載をスタートしました。
「福ひろばin郡山」は、それまで郡山市になかった、介護情報のポータルサイトとして、540の介護事業所情報を掲載。事業所様からの施設情報やブログを充実させ、介護業界だけでなく誰もが簡単に介護情報を検索できる利便性に優れ、現在、月間約7,000名のユーザー数となっております。
2019年6月、障がい福祉分野の方々から、「福ひろば」のようなサイトが欲しいという声をいただきました。そこで、「福ひろばin郡山」を地域の介護だけではなく、障がい福祉分野の情報も網羅するウェブサイトへと発展させたいと思い、2019年12月、こおりやま産業クラウドファンディングに挑戦しました。
https://readyfor.jp/projects/fukuhiroba-tunagaru
福ひろばの福祉分野情報掲載するウェブ制作費として目標50万円を掲げ、目標を達成。
（支援総額142万円）プロジェクトが成立し、支援金で運営を行うことができるようになりました。
2020年2月から郡山市基幹相談支援センター、郡山市障がい者自立支援協議会とともにウェブの内容について協議を重ね、郡山市内の事業所からの情報提供を基に、ウェブを制作。2020年8月、障がい福祉情報を掲載した「福ひろばin郡山」としてリニューアルします。
https://www.fukuhiroba.com/koriyama/fukushi/
■「福ひろばin郡山」の主な特徴
これまで介護情報を網羅的に紹介していましたが、今回の障がい福祉情報掲載の開始により、施設情報や障がい福祉サービスについて障がい別や利用目的別、施設名から探すことができるようになりました。写真で施設の様子がわかりやすくなっていますので、利用するご本人やご家族に最適の施設を探すことができます。また、施設の空き情報も簡単に検索することができます。
■福ひろばの制作を通して就労を支援
「福ひろばin郡山」の制作を障がいのある方に依頼し、リモートでできるため、福ひろば制作を通して自立支援を行います。
■今後の見通しと目標
福祉施設情報掲載を開始することで、月間ユーザー数を7,000名から14,000名に増加を見込んでいます。
また、今後、「福ひろば」として、就労移行支援事業所や就労継続支援事業所での仕事の受注を考えており、企業からの依頼や事業所から「こんなことができます！」といった情報を掲載することでお仕事のマッチングができるようにします。基本情報の掲載作業は、就労移行支援事業所の方々に、仕事として提供
いたします。
「福ひろば」を広告や求人情報を掲載する媒体としての利用を促進し、事業のさらなる強化を目指します、将来的に「福ひろば」を県内全域をカバーする介護・福祉のポータルサイトとして発展させ、東日本大震災や台風１９号のような災害時にも、福ひろばの掲示板を通して、緊急利用可能な施設の情報交換ができるなど、地域に役立てるサイトへの成長を目標としています。
