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コンパスウォーク郡山富田

また歩けることで自信がつく、表情が明るくなる
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飲食業で培った想いを介護事業に

歩行訓練に特化したデイサービス「コンパスウォーク」の郡山市3店舗目となる「コンパスウォーク郡山富田」が令和2年12月1日にオープンした。
運営しているのは、郡山市内でイタリア料理店Arigatoなどを展開している夢成株式会社。

「私たちはもともと飲食業からスタートしています。今までご家族で来られたおじいちゃん、おばあちゃんがご一緒じゃないので理由を尋ねると、『転んで入院してしまって…』とか、『施設に入ってしまってね…』とお聞きすることが多くなったんです。お客様が家族でまた楽しい時を過ごすために私たちで何かお役に立てることはないかと考え、起業したのが介護事業でした」
と、話してくれたのは、敬護事業部管理者の菊池勇棋さん。

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笑顔で取材に応えてくれた夢成株式会社敬護事業部管理者 菊池勇棋さん

2年前の開業1周年にはご利用者様とご家族を招待し、感謝祭を開催。大いに盛り上がったという。
また歩けるようになり、ご家族との団欒を楽しんでいるご利用者様の生き生きとした表情を見る嬉しさは格別だ。

「先にオープンした半日型のコンパスウォーク安積店、桑野店ご利用者様から、『コンパスウォークで1日過ごしたい』というお声が多くなったこと、また、介護しているご家族のご負担を軽くしたいと思い、入浴と昼食のある1日型デイサービス、コンパスウォーク郡山富田をオープンしたんです」

昼食は、夢成株式会社で展開する宅配オードブルの「お弁当ランド」である。(2020年12月25日安積町にオープン)「手作りのお味噌汁、炊き立てのご飯の香り、そして、おやつにはレストランのスイーツを五感で堪能し、人生の最後まで美味しいと感じて食事を楽しんでもらいたい!と考えています!」

通い続けたくなる動機づけ

歩行訓練が必要になる理由は様々だ。リハビリを重ねて退院しても、一人ではリハビリがなかなかできず、歩くことを諦めてしまう方も多い。歩行時介助が必要な方や車椅子で過ごすことが当たり前になってしまう方もいる。そういった方が半年の歩行訓練で自立して歩けるようになっているという。

「歩けるようになると自信がつくんです。自信がつくから表情が明るくなる。そうすると会話が弾むようになって、コミュニケーションが楽しくなってくるんですよ」

利用者様の中には行きたくないと拒む方もいたが、家を訪問し「一緒に歩きましょう」と声掛けを続け、再び歩けるようになり就労を考えられるようになったという。
「気持ちが前向きになるような動機づけを大事にしています。家族間ではつい厳しく叱ってしまうようなことがありますが、スタッフがやさしくやる気を引き出していますね」

コンパスウォークでは「個別リハビリ」が基本だ。その方に合うよう練習内容を設定し、理学療法士が1対1でリハビリを行う。

広々としたフロアでは歩行訓練用の平行棒が見える。昇降訓練用の階段に上るとフロアが見渡せるのも爽快だ。訓練中はスタッフや利用者様たちの声援が届く。
「頑張っている人をみんなで応援する。そうしたライブ感を大切にしたいんです」

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理学療法士による 1 対 1 のリハビリが行われる。整体師によるマッサージも好評だ。

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    休憩時間や入浴後使用するマッサージ器具も楽しみの一つだ

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    マシンは歩行訓練に特化した厳選されたものが並んでいる

しかしそれだけではない。1カ月間休まず通ってくれた方への皆勤賞は手書きである。利用者様の誕生日はその都度プレートにお祝いを書いてみんなでお祝いをする。認知症の方にも「コンパスウォークに行きたい。休みたくない、休まない」と思ってもらえるよう、心で感じるもの、心に届くエンターテイメント性を大事にしているのだ。

「リハビリで歩行改善できるためにも高齢者のテーマパークのような存在になりたいですね。そして第二の我が家のように親しんでほしい。ご家族の負担が軽くなるためにも。そして楽しい思い出をもっと作ってほしいと思います」

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休まず来所したご利用者様へ手描きの皆勤賞で表彰。自宅の壁に貼り、励みにしている方も多い。

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真新しい浴室。プライバシーポリシーを配慮した個浴型。

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左右対称の浴室は、利用者様の状態から使いやすい手すりの向きを配慮している。

スタッフを大切にすることで伝わるもの

コンパスウォークは飲食業でお客様への感謝、想いを介護事業に込めている。その想いは「敬護事業部」という言葉にも表れている。
「コンパスウォークはスタッフに恵まれている」と菊池さん。開店準備で忙しいスタッフみなさんの表情が輝いていた。

「飲食業と同じく介護の仕事はたくさんの『ありがとう』をもらえる仕事なんです。利用者さんから日々感謝されるんですよ。でもこれまで採用面接した方には前職場の不満を抱えている人が少なくなかった。それはスタッフ間で感謝をする習慣がなかったからではないかと考えました。コンパスウォークでは、上司と部下、先輩と後輩に関わらず、LINEでその日の“ありがとう”を伝え合う工夫をしています。
店舗間で情報を共有し連絡でき、仲間が忙しいなかでも『あなたのことをしっかり見ているよ』と伝えられる仕組みづくりをしているんです。スタッフが店の雰囲気を作る。だからスタッフの関係が良くなることが大切なんです。それは、飲食業も介護事業も同じですよね」

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コンパスウォーク経営方針発表会の様子。生き生きとした表情が頼もしい。