こんにちは😊 先日は、入院中に介護認定申請をした後に認定調査を実施するところまで、ご説明いたしました。
退院してご自宅に戻るにあたって、一番不安なのが「日中一人で過ごせるか」「自宅で面倒が看れるか」だと思います。
これは、どれだけご本人の機能が残っているか(残存機能)が大きいと思います。
例えば、布団から一人で起き上がれるか、立ち上がりはできるか、トイレまで移動できるか、食事はどうするか。
その他にもありますが、これらを日常生活動作(ADL)といいます。現在のこのADLが大きく関わってきます。
介護認定調査については、このADLとはまた少し違います。介護認定での判定は「介護の手間」(介護にかかる時間)なんです。
例えば、できている動作でもなんらかの介護をしている場合は「手間」として判断されます。
退院までにこれらの動作ができるようになり、また「介護の手間」が少なくなれば理想的ですよね。
しかし、そうでない場合もあります。
ポイントとしては、しっかりと「ご本人の意思を確認する。」また「どの程度なら家族で介護ができるか」「ここまでは自分で動作ができるようになってほしい」ということを病院のスタッフさんとご相談していただきたいと思います。
ケアマネジャーにも上記のお話をしていただけますと、それらの状況を把握し在宅生活のプランを検討していただけます。
なるべく早い段階で、退院後の生活というものを病院スタッフさんや地域包括支援センター、または居宅介護支援事業所へ相談されることをお勧めいたします。