私たちは、地域で家族の介護を抱えて介護離職を考えている若い方、老々介護で家庭内暴力のあるケースやケアプランを組めないような困難事例も受け入れます。夜中もご家族からの連絡があれば緊急対応し、住民の方の連絡で車中生活を送っている高齢者を一時的に保護したこともあります。支援することで大変な思いをしている方に光を当てていきたいと考えています。

現場の自主性を持たせているため、カリキュラムを決めることはあまりしないようにしています。その上で、調理や、配膳、洗い物など日常生活動作を職員や他の利用者様と一緒にできること通して機能訓練につなげます。特に今はコロナ禍で運動不足になりやすいため、運動や機能訓練には力を入れます。

以前は月に2回行っていた日帰り旅行を今年10月から再開。海に出かけたり、紅葉狩りや温泉に行ったりする外出を利用者様に楽しみにしていただいています。（コロナ禍前は）昼食の予定を変えて回転寿司やラーメンを食べに行くなど、利用者様の気持ちに応えたサービスを提供したいという思いを大切にしています。

資格があることよりも、人生経験を積んできた方、愛情深い人、利用者様を正面から受けとめられる人、介護の仕事を好きになってくれる人を求めています。未経験の方でも先入観なく仕事に向き合うことで、頑張ることができる職場です。

私たちの先生は主任や管理職ではなく、利用者様。認知症の方と触れ合いながら学ぶことが多いと考えています。「介護の仕事を通して、人間力を上げていこう」とスタッフには折に触れ伝えています。

子育てと両立できるように配慮したプライベートの時間を大切に考えている職場です。（勤務時間は全力投球でお年寄りに寄り添います）。

利用者様への想いがあっても、認知症が進んだ方にスタッフが接する中で、想像を超える現実はどうしてもありますから、「そのときはベテランスタッフに交代し、退避していい」と伝えます。少し休憩をとってもらうなど、メンタルへのフォローもしています。スタッフは「自分の器が小さいのでは」と反省しがちですが、そうではないからです。大変な思いをしたスタッフへは、「ご家族からここに来るようになって変わったと話していたよ」など、できるだけ感謝の声を伝えるようにしています。

当社は２０代から６０代で入社した幅広い年齢層が働く職場であり、パートで入社したスタッフが施設の管理者になり活躍するなど実力主義です。人事考課を年２回行い、頑張っている人、実力がついたいる人を評価し給料に反映しています。また、株式会社わかすぎの職員であることを理解して仕事をしてもらえるよう、３事業所間の人事異動が毎年あります。

週３回以上の勤務で入社3カ月経過し、勤務態度が良いスタッフは、希望があれば、資格取得に関する費用を会社で負担、研修中の給与補償があります。

介護の現場の仕事だけでなく、施設長やケアマネージャーを目指す人を応援する職場です。
何かをきっかけに介護をやってみようと思った方には、介護を通じて自己成長してほしいと思っています。

80代～90代の高齢者は頑張って今の日本を作ってきた方たちです。郡山という大きな街をつくってくれたのです。この方たちの苦労があって今がある。これまで頑張って今は疲れて何とか助けて欲しいという高齢者の方々に介護の仕事で恩返しができると考えています。

頑張ってきた高齢者を私たちと一緒に応援しましょう。