2018/01/22

高齢者運転免許証返納推進事業について(市政リポート♫) 

「車の運転免許がなくなる」なんて考えられない⁉️

高齢化に伴い高齢者による事故が多発しており社会問題となっています。高齢によって認知機能の低下等の原因で操作を誤り事故につながることが多いようです。

車を使って移動してきたことにより、社会活動や生活機能を維持できていた人にとっては、移動手段がなくなるということは大変不安なことであります。私自身も「車を使った移動ができなくなったら…」なんて考えたくありません。

しかし!安心してください。移動できます外出できますから!。実際に車の運転免許証を返納された方にお話しを聞きました。また、郡山市では「高齢者運転免許証返納推進事業」を実施しております。福島交通さんでも「ノルカパス65・75」というお得なサービスを実施しておりますので、ご案内させていただきます。

山田隆三さん(85)

以前、「いきいき百歳体操」でもご紹介させていただいた山田隆三さん(85)にお話を伺いました。

水彩教室の講師や市内のオレンジカフェに精力的に参加している山田さんは、昨年運転免許証を返納しました。それまで頼りにしていた車を手放すことは、相当な勇気と決断が必要だったのではないかと思います。しかし、山田さんは「みんなバスでの移動の快適さを知らない」と話します。「いったん、駅を経由することになるけれどそれがいいんです。」なんとも前向きな発言に正直驚きました。山田さんは先ほど紹介した「ノルカパス75」(福島交通)を利用しているのです。実際にその「ノルカパス75」を見せていただきました。「フリーパス6ヶ月」!「13,000円」!「車の維持費を考えたらこちらの方が安いでしょう。車が稼働していない時間というのは考えてみると結構長いんですよ」と山田さんは話す。

確かに車の維持費(ガソリン代、車検代、タイヤ購入費等)を考えると年間でかなりの金額になりますね。山田さんは現在も定期的な外出にはバスを利用しています。

郡山市では、高齢者の交通事故防止対策として運転免許証を返納された方にバス・タクシー券を交付しております。詳しくは郡山市Webサイトをご覧になってください。

また、運転免許証の返納手続きをすると「運転経歴証明書」というものが交付されます。見た目は運転免許証に似ているもので、身分証明書にも利用できるそうです。