2018/04/19

介護体験談 【老老介護】「野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで」連載(2)

男性介護者の体験について、市内在住の山田隆三さんに記事をお願いいたしました。

最愛の奥様がアルツハイマー型認知症を発症。介護に奮闘し看取りまでを経験されました。

前向きに向き合った「野郎の介護」を連載でご紹介させていただきます。

 

趣味のハーモニカを吹きながら♫自撮り棒でパチリ!

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで 連載(2)

 

MRI等の診断の結果は「アルツハイマー型認知症の中程度」で早速服薬を始めた。

 

4週目で規定の薬量に達したころから食欲不振やふらつきがあり、外出先で軽い失神状態に。しかしすぐに回復したので帰宅し、ドクターと相談の結果、服薬の副作用で有ろうとの判断で服薬を中止し、以降特に目立った症状はないので、通院もしていなかった。

 

日常生活は認知症との判断で対応すれば際立った不便も無く、国内の小旅行を繰り返し、倒れる2年ほど前までには私の心の準備として、子供・孫たちに集まってもらって金婚の集いやら、妻の故郷に出かけて行って兄弟会を開いてもらったりと出来ることはなるべく済ませた。

 

認知症と診断された後は、この周辺症状(BPSD)の勉強に積極的に取り組み、2014年には認知症サポーター養成講座を受講。

 

オレンジカフェにも妻と共に参加、認知症と家族の会にも入会し、先輩や専門職の方々の意見を拝聴出来たし、オレンジカフェでは自身の息抜きが出来た… 次回へ続く

 

認知症サポーター養成講座とは

オレンジカフェについて

周辺症状とは