2018/04/17

介護体験談 【老老介護】「野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで」連載(1)

男性介護者の体験について、市内在住の山田隆三さんに記事をお願いいたしました。

最愛の奥様がアルツハイマー型認知症を発症。介護に奮闘し看取りまでを経験されました。

前向きに向き合った「野郎の介護」を連載でご紹介させていただきます。

 

趣味のハーモニカを吹きながら♫自撮り棒でパチリ!

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで 連載(1)

 

2016年7月の初め4年前から認知症の診断を受けていた妻K子(80歳)が自宅で倒れ意識不明、緊急入院となった。

 

診断は脳出血・外傷性くも膜下出血・アルツハイマー型認知症・脳アミロイドアンギオパチーでの出血で、外科的手術の効果については高齢なので不明との判定であった。

 

私としても従来からの認知症の諸症状から内科的処置による対応のみをお願いした。

 

2日後からようやく呼びかけに反応があるようになった、主治医には治療退院後は在宅で介護したい旨を申し出で、その方向での治療リハビリ等をお願いした。

 

さかのぼれば10年ほど前から年に1度の主として東南アジアの旅行と国内旅行を続けてきた。そして東日本大震災で半月ほど隣県の息子のところに避難。秋には台湾一周8日間、翌年のマレイシア6日間の旅行と。

 

この時初めて妻の異常を強く認識する。それは当日の日程のチェックがあまりにも頻繁すぎたからだ。

 

帰国後、病院大嫌いの妻を二人で健康診断と称して、特に脳検査の可能な診療所を選び、あらかじめドクターの内諾を得て受診にこぎつけた…    続きは次回へ