男性介護者の体験について、市内在住の山田隆三さんに記事をお願いいたしました。
最愛の奥様がアルツハイマー型認知症を発症。介護に奮闘し看取りまでを経験されました。
前向きに向き合った「野郎の介護」を連載でご紹介させていただきます。

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで 連載(5)
息子と玄関に行ってみるとK子が崩れ折れている。
もうろうの状態だが呼吸・脈拍とかは大丈夫のようだ。
二人で私たちの部屋までそっと、「救急車を」という息子を制して、まずは身体の清拭と着替えを。日頃便秘気味なのにこのときはいっぱいだ(多量に排便があった)。布団の上に寝かせて落ち着く。
私にはお目当ての介護病院へ朝になったらお願いしようと考えた。
私たち夫婦はこの病院には前からオレンジカフェで何度もお邪魔したし、事務長さんも看護部長さんたちとも顔なじみであった。
朝になり介護病院に電話をすると「すぐに急性期治療の病院に」とのアドバイスをいただいき、救急車で入院治療開始の運びとなった。
この日から退院までの約2ヶ月、自宅に帰るときは一緒にと病院寝泊まりの許可を得る。
「まあ1泊200円のホテル泊まり」と覚悟を決める。
私の今までの経験・体験からこんなことはちっとも気にならないことだった。