2018/05/11

介護体験談 【老老介護】「野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで」連載(6)

男性介護者の体験について、市内在住の山田隆三さんに記事をお願いいたしました。

最愛の奥様がアルツハイマー型認知症を発症。介護に奮闘し看取りまでを経験されました。

前向きに向き合った「野郎の介護」を連載でご紹介させていただきます。

 

趣味のハーモニカを吹きながら♫自撮り棒でパチリ!

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで 連載(6

 

宿泊許可(付き添い)を得て毎日一緒だとK子の状況は直接的によく判る。

 

2日後には声かけに反応し眼も明けるようになった。10日ほどでミキサー食が口から摂れるようになり、2週間後には朝・昼・晩の食事も摂れる。

 

3週間後介助で数歩歩行も可能になり、リハビリ病院への転院となった。

 

この3週間の間、私は1日中病室にいたわけではない。むしろほとんど日中は病院を抜け出して、趣味活動や認知症の自宅介護の知識習得に走り回った。

「付添い人はいつも笑顔で」がモットーだから、そのためには自分の好きなことを積極的に行動することだと。

 

リハビリで的確に体調が回復される。ベットから車いすへの移乗。リハビリ室では私とのゴムまり投げや掴まり歩行訓練。

 

10日後には歩行器歩行で60メーター、20日後には自立・つたい歩き可能になった。

 

時間があれば前庭に出てお散歩やハモニカ演奏会も

 

退院は間もなくだ。

 

次回へ続く(看取り編になります)

 

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで(1)

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで(2)

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで(3)

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで(4)

野郎(84歳)が自宅介護を始めるまで(5)